北関東温泉ツーリング

２００１年１０月１３日（土）

そらちさんが温泉ツーリングを企画していた。その日は夜勤があるので通常ならば参加はしないのだが、今回は姉さんが参加するのだ。それにタロウさん、フウマさんも参加表明している。’う〜〜む・・’と悩むこと３秒ちょい。気持ち的には参加確定モードに突入していたのだった。

出発前夜、先日の雨で途中までしたできなかったマスターのエア抜きを終了させ、久しぶりの’走る’ツーリングの準備を始めた。先日の長野は寒かったので、今回も相当な寒さが予想される。
いつもより１枚多めにバッグに服を入れちゃおう！！
のんびりモードでビール・クピクピ。どんどん夜はふけていくのであった。

翌朝、いつもの時間に目がさめ、いつものように準備を始める。荷物を持って家を出たのは夜が明けてきた０６：００だった。

毎回、バイクに乗る前には準備運動するのだ。 何もしないで乗ったとき、足がつってもがき苦しんだ 経験から、今ではお決まりの行動なのである。

突然だが、私は何かにこだわるというのは男のロマンだと思っている。たとえばバイクにしたって、これだけは譲れないというものがあるだろう。そういった何かを持つことは非常に大切なことだと思うのである。
実は出かける前に
’今日の朝ご飯は米にしよう’
と決めていたのだ。それも牛丼屋の朝食でなければならない。家の近所にもあるのだが、今日は行く途中で食べようと思い、店を捜しながら練馬を目指した。しかし・・・店が無い。環８沿いならば沢山あると思ったのが間違いで、道は大渋滞してるし肝心の店も無いのだ。捜しつづけているうちに関越の入り口に着いてしまった。
無い・無い・店が無い。どうする？諦めるか？
しかし男が一度決めたことを簡単に覆すわけには行かないのだ。
高速には乗らず、大泉周辺を走り回ること３０分。無駄な時間を過ごしただけだった・・（涙）
くそっ、もう時間が無い。仕方が無い、１００歩譲ってご飯だけでも食おう。
もしかしたらＳＡに入っているかもしれない牛丼屋に期待しながらも現実は甘くなく、売店でおにぎりを買っての寂しい朝食だった（涙）
しかし・・男のロマンとはこんなものなのか？？
まじめに考えた自分がアホらしくなった（笑）

私は首に爆弾を持っているので、高速走行が苦手なのだ。しかし時々はスピードを出したりもする。今回もスピードは出していたのだが、首の痛みには勝てず、のんびり走っていたらぽんさんがやってきた。あと２０キロくらいで渋川伊香保ＩＣだ。ここからはぽんさんと一緒に走行することとなった。
途中、高速の電光掲示板に
’雨・走行注意’
首をひねるぽんさんの後姿に、ＴＵＲＫＥＹさんの面影が見えた（ウソじゃ・・笑）

ＩＣに到着すると、そらちさん、ねえさん、タロウさん、ＳＨＯちん夫婦が到着していた。ねえさん＆タロウさんは朝から赤城を走ってきたというし、ＳＨＯちん夫妻は練馬からずっと下道だと言っている。
うぉ〜〜〜！！、みんな凄すぎじゃ（＾＾）
少し遅れてきたしーたけさんだが、ジャケットがなぜか汚れている。それほど気にもしなかったのだが、これがとんでもないことの前兆であることに、この時は誰も気がついていなかった。
フウマさんが到着し、しばらくしてフウマさんの友人が到着した。
おっ、そうだ、思い出した。高速の途中で飯を食ったときに、風間さん（風間プラス１）がいたぞ。いやいや余談でした（笑）

ここから先はそらちさんの案内で四万温泉に向った。途中にコンビニでトイレ＆軽食休憩である。と、ここで大問題が発見されたのだった。

タイヤを拭くぽんさんと その他ご一行	ぽんさん しっかり拭いてね！！

なんとぽんさんのタイヤがオイルまみれなのだ。数日前にさしたチェーンオイルが飛んで、タイヤに付着していたのだ。何かで拭かなくては危ない！幸いコンビニには洗剤があるということで、トイレの洗剤でタイヤ掃除が始まった。
ぽんさん、危なかったねぇ（＾＾）

ここから温泉まではすぐ側だ。そらちさんが先に行って道の曲がり角を押さえてくれたため、みんな自分のペースで走ることが出来た。
判っていたことだが、タロウさんとフウマさんは、あっという間に視界から消えていったのだった（笑）

四万温泉、本当に秘境というに相応しく、景色は最高。川の水も本当にきれいなのだ。今回入った温泉（名前を忘れてしまった・・汗）も値段が良心的で、露天風呂からの景色も最高であった。本当にのんびりと露天風呂を楽しみ、脱衣所の外では温泉を飲み（笑）、体の中までも温泉三昧なのであった（＾＾）

姉さん お風呂あとのアイスは 最高ですよね（＾＾） しかしコーンは嫌いなのよ （姉さん談）	ＳＨＯちん夫妻 のんびりしてますなぁ（＾＾）

体が元気になればお腹が空くのが自然の摂理？？腹減った・腹減ったとのみんなの要求に、まずは下見のそらちさん。
我々が駐車場でうだうだしている間に、食事場所の下見をしてくれたのだった。
さんきゅぅぅぅ〜〜〜〜！！

一輪車（通称ねこ）に乗る 姉さん（笑） このときはまだ酔っては いません（謎）	カメラの前ではカメラ目線よ （Ｂｙ　ＳＨＯちん）

とにかく腹が減った。減りまくった。お店は混雑はしていたものの、一緒に入った団体客のご好意により、先に食事を作ってもらえた。
ここはうどん・そばの美味い店なのだ。とりあえず蕎麦はたべるとして、それだけでは足りない。う〜〜ん、やはり禁断の２人前？？
悩んでいる私の目の前で、タロウさんの
「私、カツどんとざる蕎麦！」
’おぉ〜〜〜〜〜〜なんという決断！！
じゃ私も！（笑）ということで、カロリーたっぷり２人前、満足感お腹一杯の昼食となった。（当然だが、しーたけさんも２人前・・笑）
ってところで姉さんだ。実はとっても痩せたのです。もう少し痩せるということで、今もダイエット中。Ｆ氏の麦汁攻撃にも
’ダイエット中だから・・’
しかしコップを渡されたときのうれしい顔（笑）
「一杯くらい汗で出ちゃうよね！！」
ダイエットは前途多難なように思えた今日この頃。姉さん、今夜の食事に麦汁は必須ですな（笑）

食事も終わり、今日の走りのメインイベントである榛名に向うこととなった。来た道を戻るわけなのだが、なぜか先頭のそらちさんは違う道を走っている。途中、橋の上で急に止まってしまった。何かあったのか？？？
バイクから降りてきたそらちさん
「この橋は外せないでしょう！！」
橋から眺めると、そこには露天風呂に入っている男の姿が見えた。
そっか、ここはあの橋だ！！
実は今回入った温泉の露天風呂は、外から丸見えなのだ。それも目の前の橋からだと、完全に見えるくらいに見通しが良い。露天風呂に入っているとき、
あの橋はいいですねぇ。誰か橋のところで見てたら、みんなで立って
’どうだ！’ってやりましょうか？（笑）
など、馬鹿な話しをしていたのであった。橋から風呂を眺める一団がいる。しかし露天風呂には何も変化は無かった（笑）

風呂から見ると良く見えた橋だが、逆はそれほど 見通しはよくなかった。 とはいえ、男湯は完全に見られていることが判明。 どこもそうなんだよなぁ〜〜〜〜。 男湯は見られてもいいのか！！（笑）

温泉を堪能し、お腹も一杯になったことだし、本日の走りのメインである榛名に向いましょう！道案内はそらちさんで、全員で榛名を目指した。
大通りに出る直前にみんなが停止した。その時だ、しーたけさんが何かゴソゴソといじっている。
なんだろう？
と見に行ったところ、フロントブレーキのフルードが漏れているではないか。ぽんさんに工具を借り、慌てて修復作業に取り掛かった。しかし、ここでの修復は不可能！何故なら、ホースの金具（バンジョー）に亀裂が入り、そこからオイルが漏れていたのだ。とりあえず他にオイルが飛ばないように、バンジョーにウェスをまいて対応した。
しーたけさん、ここからはもうフロントブレーキは使えないよ。
榛名山への入り口は、そこからすぐ近くのところにあった。

山に入り、そらちさん、タロウさん、フウマさんは消えてしまった。とりあえず後を追ってみた私だったが、あまりにもペースが違いすぎる。やっぱ楽しもうと思った瞬間、後ろに爆音を感知。
誰だ？？？
と、後ろを見ると、ブレーキが使えないしーたけさんがドアップで見えた（笑）
遅いとはいえ、８０キロオーバーで走ってるわけで、これは危ないと思い路肩によってしーたけさんを止めようと思ったら、そのまま爆音と共に抜き去っていってしまった（笑）
お〜〜〜〜い、お願いだから止まって！！
私の声は届くわけも無く、気持ちよさそうに走っていった・・・・。

榛名は全体的に高速コーナーが多い。路面も良く、道幅も広いので、とても気持ちよく走ることが出来る。コーナーがわかればもう少しはペースが上がるが、気持ちいいのは今日走った位の、かるく体重移動する程度で曲がれるペースだろう。
気持ちよく走っているうちに休憩場所に着いてしまった。時間は１５時前、いかん、もう帰らなくては。みんなが揃うのを待ち、軽く挨拶。本当はもっと走っていたかったのだが、今日は時間が無いのだ。後ろ髪引かれる思いの帰宅となった。

温泉が効いたのか、帰り道では猛烈な睡魔が襲ってきた。久しぶりに走りながら意識がなくなっていた（汗・汗）
高速に乗った頃にはもうどうしようもなくなり、ＰＡのベンチで仮眠を取った。高速、都内とも渋滞はしていたが、１８：００無事に帰宅することが出来た。後で聞いた話しだが、しーたけさんは１８：３０に家に着いたそうだ。どうやら、ベンチで寝ていた時間は長かったようである（笑）

温泉はいいですねぇ。今日行ったところは、景色もいいし、川も本当にきれいでした。こんなところで旅館に泊まってゆっくりしたいですね。今度来るときは泊りがいいなぁ。何年か先、全ミの会場を温泉宿にしてもらおうねぇ？？（＾＾）

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