日光サーキット走行会参加レポート
2003.05.10〜2003.05.12

その2



一般にうどんといえば讃岐だし、讃岐といえばうどんなのである。しかし東京近郊では加須と言ってもうどんなのだ。ラーメンといえば横浜ラーメン博物館だが、佐野と言ってもラーメンなのだ。今日はその2つを制覇すべく、強行胃拡張スケジュールなのである。
初めての人に行っておくが、加須は’かぞと読む’のである’。決して’かす’と読んではいけないのである。
地元で’かす’なんて言おうものならぶっ飛ばされるので要注意なのである(笑)

加須に行くことは決っているが、目的のお店はまったく決ってない。
まっ、行けばなんとかなるでしょうという超楽観的部隊な我々、12時30分に加須に到着。もうお腹ぺこぺこである。
インターネットで事前に調査はしていたが、やはりというかどこに入っていいのか全くわからない。

  私 :「判らん時は聞きゃいいんだよ!」

たまたま駐車した目の前にあったASAに飛び込み

  私 :「すみませぇ〜〜ん、このあたりでおいしいうどん食べられるところ知りませんか?」

折り込み広告準備中のおばサマ(笑)は、一緒に仕事をしていた友人達に色々聞いてくれた。
やはり情報は地元に限る!新鮮な情報ほど正しいものはないのである。

加須の駅前にあるASA
ここのおばサマ軍団に情報提供してもらった


おばさま達のお勧めは、久下屋修兵衛である。しかし、教えてもらったはいいが、手元にあるのは曲がり角はすべて90度というWebの案内をコピーしたアバウトな地図1枚。
ほとんど意味の無い地図を真剣に覚え適当に出発したが、なんとかお店に到着来ることが出来た。
ここの店構えはでかい!車もたくさん停まってる。

  皆 :「う〜〜ん、有名そう(笑)」

なんとか到着した久下屋修兵衛
駐車場も広いぞ。


お店の入り口では、ガラス越しに待合室の人から見えるように手打ちうどんを打ってた。
店の中はお客で一杯で、すでに待ちが一人いた。初老の彼は座敷はいやだということで、我々に順番を譲ってくれた。
全く関係は無いがこの初老の彼、某事件の坂本弁護士にそっくりだった(笑)
かなりおなかは空いていたが、今日のメインは佐野ラーメンということで、うどんはおやつ代わりなのである。
ということで我々は1人前の盛りうどんを注文したのであった。
ただし岩っちだけは大盛り(^^)、さすが大食いだけはある(笑)

と、隣の席での会話が耳に飛び込んできた

 店員 :「何になさいます?」
 お客 :「お勧めはなんですか?」
 店員 :「とろろがおいしいですよ」
 お客 :「あの、とろろって・・・?これって蕎麦でしょ?」
      「加須といえばうどんでしょう」
      「うどん食べなきゃだめじゃん、がははは」
 店員 :「・・・・・」

おいおい、ここはうどん屋さんじゃないのかい(笑)
この店員、只者ではない(爆)

出てきたうどんは、確かに加須はうどんだ!といえるくらいうまいものだった。
腰もあり、喉ごしも最高!!でもね、我々セントストマック軍団にとって、うどん1枚なんて数秒で消えてしまうのである(涙)

ミヤさん:「蕎麦湯ないのかな??」
  私  :「うどんだもん、無いんじゃない?(笑)」
ミヤさん:「あっ、そっか・・、はははは」

先に食べ終わったtempest50さんと
大盛り食事中の岩っち(^^)


おやつは腹の足しにならんということで、今度は昼飯を食べに佐野に向かう我々なのであった。
佐野に向かう途中、渡良瀬貯水池にぶつかった。いやぁ〜〜でかいでかい、本当にでかい。大きな川にぶつかったと思ったら、湖だったわけだ。久しぶりにこんなに大きな貯水池をみて、思わずバイクから立ち上がって見物してしまった。
なんか良く判らんが、なんとなくすげぇなぁ〜〜〜〜(^^)

佐野では食べに行くラーメン屋は決っていた。インターネットで調べ、ランキング上位にあり、尚且つわかりやすいお店。
事前にみやさんと相談した時も、このお店が最初に出てきたほど有名なのだ。
地図を見ながら目的地を目指し、意外と簡単に○○屋に到着!!!
看板もわかりやすく、駐車場もほぼ満杯。お店の中はお客で一杯だった。

ラーメン屋に到着
本文では伏字にしてあるが、この写真も運良く?伏字(笑)


先ほどはおやつのうどんだったわけで、今度がメインの昼食。
みやさん、岩っち、tempest50さんは遠慮深く普通盛り、私はでっかく大盛りチャーシュー麺なのだ(^^)
期待を膨らませて待つこと10分、やっと出てきた(^^)

おぉ〜〜待望の佐野ラーメン!一口食って・・・ん??二口食って・・・あれ〜〜〜?三口目には・・・し・しまった、大盛りなんて頼むんじゃ無かった(涙)

信じられないかもしれないが、ここのラーメンには2種類の太さの麺が入っているのである。当然1杯のラーメンになのだ。
ひとつは普通の麺、もうひとつはちょっと細めのうどん位太い。
食べ終わる頃には細い麺はのびきっているというこのラーメン、あと少しというところなのにギブアップ寸前(涙)
チャーシューも煮豚で食いきれず(うまくない)、みやさんに協力を依頼する羽目となった(涙)

店の外に出てからのみんなの第一声、

「ここ、まずい(涙)」
「何あのラーメン、激まずじゃん」
「でもみんなうまそうに食ってたよ」
「地元の人とは嗜好が違うんだよ、きっと・・・・」

うまそうに食っていたように見えるミヤさん
しかしこの目が何かを物語っている(笑)
物足りなさそうな岩っち(右)と、苦笑いのtempest50さん(笑)


とりあえずお腹は一敗(;;)になったので、今日の最後の目的地である日光サーキットに向かうことにした。
国道50号線に戻る途中、人がたくさん並んでいるお店を発見。
あぁ〜〜〜、こ・ここは・・万里じゃん!
ランキングトップのラーメン屋が、こんなにもあっさりと見つかってしまった。
日光サーキットについてからの第一声は、

「並んでたラーメン屋があったねぇ。あれって万里でしょ。次回はそこに行こう(笑)」

地元情報:
地元近辺在住のT氏によれば、我々が行ったお店や某○里はうまくないらしいですね。
混んでるお店に行くのはほとんど観光客で、地元の人は行かないみたいですよ。
もっとおいしいラーメン屋は別にあり、ほんの数件らしいです。
やはり地元住民の話を聞くのが一番!!
(加須では正解だったのに〜〜〜、同じようにすればよかった・・・涙)

★注・注・注★
結果、佐野市民の嗜好は正常、我々も正常??だったと思われます(笑)


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