日光サーキット走行会
(2004年4月4日開催)
走行会当日編
翌朝、私は5時前に目が覚めたが、すでにしーたけさんは起きていた。 携帯を見るとSHOちんからメールが入っている。 「おはよう。やっぱり雨みたいだね・・・・」 慌ててTVをつけたら関東一円すべて雨だった(涙) 目覚ましがなる前に私は準備を開始。他の人たちはギリギリまで眠らせてあげよう。 いつもは非常に寝相の悪い(笑)M氏だが、今回は不思議と布団のほぼ中心に寝ていた。 彼は一番窓際に寝ていたため、窓が寝相防止の壁になっていたようだ。 さすが師弟コンビというか、M氏が寝相が良い代わりに、I氏(若い方・・笑)の寝相が爆裂していたらしい(笑) 着替えの段階になって一大事が発生! しーたけさんは昨年の日光以来ツナギを着ていなと言い始めた。 彼は昨年1年でずいぶん成長したらしいのだ(笑) 「着れるかなぁ〜〜〜??」 実際に着てみないと判らないらしい。 「なんで着てみなかったの?」 「だって着れなかったら怖いじゃないですか?(笑)」 (当日の朝になって着れなかったらどうすんだ??笑) |
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あたりはまだ真っ暗で路面もフルウエットだが、我々は先を急がなくてはいけない。 さすがに田舎の早朝だけあって、走る車などほとんど居ない。その為かなりのペースでサーキットを目指した。 途中の信号が赤になりブレーキで減速を・・・??? 「うぉ〜〜っ、と・止まらん。なんで?あれ??あぁ〜〜〜ッ(涙)」 ま、全く減速しない。いくらブレーキをかけても全くといって良いほど効かないのだ。 そのまま赤信号を無視して通過しそうになってしまった。 さすがにブレーキが壊れたかと思ったが、一緒に走っていたしーたけさんも「全然効かねぇ〜〜(涙)」と言っていた為、私だけじゃないから、まっいっか!(笑)って思って、そのまま走って行った。 幸いほとんど停止することも無いので、そのままブレーキをほとんど使わないでサーキットを目指した。 サーキット到着は6時半前だった。 まだゲートは開いていなかったが、昨夜から到着していただいすけさんや、他の参加者達と「雨ですねぇ〜〜(涙)」と挨拶しているうちにゲートが開いた。 さて、受付の準備だ。今年も鬼鞍さん主導の下、受付の準備が行われた。 さすがに2回目ともあり、慣れた手つきで作業したり、スタッフに指示しながら準備してくれた。 その為、雨にもかかわらずあっという間に受付の準備が完了した。 いよいよ受付開始!! 受付を始めると、とにかく後から後からライダーがやってくる。 自走で来た人、トランポに積んできた人、トランポに積んできたものの、様子を見ている人、最初から走行をあきらめて車で見学に来た人・・・・。 申し込んだ人は、無理してでも来て欲しかった。なぜなら・・・今回の協賛品はとっても凄いのだ(^^) 参加したメンバーの中で、おつぎさん&ヨスさんの登場にはびっくりした・・・と言うか爆笑してしまった(笑) みんな重装備のレインウェアで来ているのに、おつぎさんはツナギにジャケット(笑)、ヨスさんはコンビニで買ったビニールの白いカッパで登場! 「おつぎさん、合羽持ってないの?」 「持ってますけど、めんどくさかったので(笑)」 「ヨスさんはどうしたの?」 「忘れました・・(涙)」 私の企画する走行会ではかならず準備体操をするようにしている。 ハイスピードで走るバイクを操るには、身体も慣らし運転をしておく必要があるのだ。 しかしさすがに今回は体操をするスペースも無ければ根性も無かったので、各自で準備運動をしてからバイクに乗るように放送で済ませることにした。 受付終了後、参加者全員に開会の宣言??? 「みなさん、おはようございます。今日はあいにくの雨ですが・・・・(中略)」 「走行会は楽しまなくてはいけません。無理して転んだら楽しくなくなりますからね」 「転ばない程度に楽しんでください(^^)」 「以上で終りますが、なにか文句のあるひとはいますか??」 挨拶が終った後で、ささTAKAさんの一言 「Masayaさん、凄いですね〜〜」 「えっ、何が??」 「挨拶の後に’文句ある人いますか?’って聞かれて、文句言う人はいないっすよ(笑)」 はっはっは、そんな事言ってた?? この天気にムカついていたので、ちょっと挙動不審だったかもしれないですなぁ〜〜(笑) |
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さていよいよ走行会の開始だ!最初は体験クラスの走行枠である。 引率は私だったが、正直、最初が体験クラスでよかった。 いきなり他のクラスで引率を始めたら、間違いなくコースアウトしていただろう。
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★ 走行写真はこちら ★ ほとんどの方の写真はあると思いますが、もしも写っていなかったらごめんなさい。 ★注記★ 今回の走行では小排気量のマシン(KX?)が走っています。 本来であれば走行は禁止でしたが、天候と路面状況を考え 特別に許可することにしました。ご了承ください。 |
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1本目を走った段階で雨は全く止む気配が無い。 コース上は川のように水が流れ、おまけにとても寒くて身体はガチガチ。非常に危険なのである。 (本音は、みんな本当に走るの???って感じだった・・・苦笑) スタッフで話し合った結果、最後までスケジュール通り行うのはやめたほうが良いだろうという意見で一致した。 午前中に2本走ったところで早めの食事とし、その後抽選会を行う。 帰りたい人はその時点で帰ってもらい、走りたい人が残って走ると言うスケジュール案が出た。 これが一番安全で、みんな納得してくれる最適の方法だろう。 参加者にスケジュール変更の連絡をし、一息ついたところで私は2本目の引率。 各クラスの引率はしーたけさん、アオさん、そして私の3人で行い、なんとか午前中のノルマを達成できた。 やっと飯だ〜〜〜(^^) 今年の昼食はとてもうまかったと思う。かつて無いうまさであった(笑) 通常サーキットのお弁当は非常にまずいのだ。トミンで頼むお弁当が良い例(笑) サーキットでの弁当を食べまくってる記者の方も、あの値段でこの味は最高ですね!!って言っていたくらいである。 御飯が温かかったせいもあるが、寒い外で食べる温かいお弁当には本当に幸せを感じた(笑) |
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お待ちかね!! 日光サーキット走行会 大抽選会!! 大変申し訳ございません。 最大の目玉景品であるアールズギアのマフラー をゲットしたCB1000SFのあんじゅさんですが あまりにも羨ましくて(ムカついて??笑)、写真が無いんです。 絶対に私が当たると思っていたので、撮る準備もしてなかった(笑) 集合写真でみつけた、あんじゅさん(^^) |
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抽選が終了し、ここから午後の走行枠の開始だ。 体験クラスではAIさんががんばっている。 さすがに私は午前中でダウンしたため、午後の体験コース引率はミヤさんに依頼した。 しかしAIさんはちょっと速過ぎ(@o@) 「なんだ・・・ちゃんと付いてくるジャン」ってことで、ミヤさんも少しだけペースを上げたらしいのだが、そこはAクラス。遅いと言ってもそれなりに速いのだ。見ているスタッフがペースダウンの指示を出すまで、かなりのペースで走りまくっていた(笑) 走行が終ってピットに帰ってきた時のAIさんの楽しそうな笑顔が、とても印象的だった(^^) 「AIさん、ミヤさんの後ろって走りやすいでしょ!」 かなり楽しかったみたいでよかったね〜〜(^^) |
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A〜Dクラスまで走り終わったところで、スタッフを含めたみんながもう限界。 これ以上は危険と判断し、もう1本の走行枠だけで中止することにした。 ただ、これには参加者の同意が必要だ。 Aクラスに問い合わせたところ、 「すみません、もう走りません。。。いや、走れません(涙)」 Bクラスの4名(ただし全員芝ZOOメンバー)と、DクラスのぺけトモのSHOちん(今回実際に走った2人の女性の一人で、もう一人は体験クラスのAIさん:CBR600)が一緒に走ることになった。 ただ、SHOちんはちょっと心配だったらしく、スタッフのアオさんに引率を頼んで走ることになった。 さすがSHOちんというか、この頃になってやっとペースアップし始めた。 いつもスロースターターのSHOちんなので、みんなが疲れ切った頃に最高潮を迎えるのである。 最後の走行は、タワーで見てても迫力あったよ〜〜(^^) 余談だが、SHOちんの行動には取材記者も驚いていたようだ。 ピットから出て行くときに、「きゃしゃな身体でXJRを押せるのかな?」って見ていたらしいのだが、普通に取り回しをしている姿は「すげぇ〜〜」って思えたらしい。 いつもそんなSHOちんの姿を見慣れている我々からすれば、「ふ〜〜ん、それってすごいんだ」って感じだった。 だってねぇ、あまりにも普通にしてるから気がつかないんだよね<誰も手伝わないし・・(笑) そういえば昔、夜中に呼び出されてF氏宅の駐車場からバイクを出しに行ったことがあったっけ? 他にもキャンプ場まで呼び出しがかかった人(某S氏)がいたなぁ〜〜。 そう考えると彼女も成長したわけだ(笑) |
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参加者全員が帰宅したことを確認し、我々もホテルに戻ることにした。 もう指先から足の先まで凍えてしまっている。 ブレーキは効かないので握らないが(苦笑)、クラッチもまともに握れない。 ブーツの中は当然のように水浸し(涙)。 スピードを出すと危ないのだが、少しでも早く帰りたいと言う気持ちから、どうしてもスピードは速くなっていった。 ホテルに到着して、とりあえず合羽を脱いでロビーへ。 しかしみんなボロボロで、どうみてもこのホテルには似つかわしくない。 恥ずかしいので早く部屋に向かおうとエレベーターに行くと、新入生研修らしい女性の集団がやってきた。 紳士な我々はレディーファーストで「お先にどうぞ」 しかし、人数が多すぎて、そのまましばらくエレベーターの前で待つことになってしまった。 その間にもお客様は現れ消える・・・。 汚いんだから先に行けばよかった・・と、あとで後悔してしまった(涙) 部屋に戻ったら、服を脱ぐだけ脱いで大浴場へ直行。 合羽は部屋の風呂場に投げ込んで、ツナギも適当に押入れに並べて置いた。 とにもかくにも温まらなくては何もできない。 風呂場に入った我々だったが、手足が冷えすぎていて、そのせいでお湯が熱く感じて湯船に入れない。 そこにお湯があるのに・・(涙) 仕方が無く温めの寝湯に行くが、それでも熱くてみんなで「クゥ〜〜〜ッ・・・」って唸りながら浸かっていた。 周囲にいた人は何事?って驚いただろうなぁ〜〜(笑) 私はすべての湯船に浸かり、ミヤさん、しーたけさんはサウナに入りまくってやっと温まってきた。 私は湯冷めしないように、風呂から上がるときに水をかぶることが多い。 ミヤさんはサウナから出たら水風呂に入るが、さすがにこれだけは真似できない(笑) しーたけさんに言わせれば、「信じられねぇ〜〜、絶対神経無いんだよ」なんだと(笑) 風呂から上がって落ち着いたところでふと考えた。 そういえば俺ってブーツ以外に履物が無いじゃん。 ブーツはずぶ濡れだしなぁ、まさかサンダルじゃ帰れない。 明日の朝までには乾かさないと、ぬれたブーツで帰ることになる(大汗) そのままフロントに行ってフロアの人に一言 「古新聞5日分ください!!」 |
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しかし腹が減った。風呂に入ったらますます腹が減った。外は雨だけど飯を食いに行こう。 またガストかぁ〜〜〜(涙) 雨の中、傘を差してガストに向かっている途中、何故だか1軒の定食屋が目に入った。 その店はガストと反対方向に少し行ったところにあった。なんで今まで気がつかなかったんだ? さすがに2日連続のガストはイヤだと満場一致で、その定食屋に入ることになった。 よくある定食屋ではあるが、入ったときに目に入ったメニュー「カツ丼」がどうしても食べたくなり、それを注文した。 しーたけさんはメニューも見ずに「俺、から揚げ!絶対にから揚げ!」 出てきたから揚げ定食は、通常の倍のから揚げがついていた。 「す・すげぇ〜〜、これは絶対にお得だよ!」 でもメニューの値段見て、えっ・・・?? から揚げ定食1350円! 高けぇ〜〜〜(*o*) その後に出てきたカツ丼も普通の1.5倍位あった。 こちらの値段は普通どおりの750円位。 ちょっと甘いのが欠点だったが、とりあえずお腹いっぱいになった。 いがらし。さんもから揚げ定食だったが、さすがにいがらし。さんはしーたけさんとは違い、普通の胃袋の持ち主だった。 絶対に食いきれるわけ無いって思ってたら、案の定残してしまった。 それを見たしーたけさん 「岩っち、食べたいんだろ!!」 「も・ら・え・よ!!」 「は、はぁ・・、じゃ、もらいます(笑)」 やはり普通じゃない胃袋の岩っちは、カツ丼食べてから揚げも完食(^^) とっても満足そうだった(笑) 部屋に戻り、私といがらし。さんはビール飲みまくり。 今日の走行会は辛かったが、明日は早起きしなくて良いのがうれしい。 TVではジュマンジをやっていた。岩っちが見たことが無いというので、みんなでそれを見る。 しかし終わりを待たずして私は酩酊・・・・・。 どこまで見たっけなぁ〜〜?? |