日光サーキット走行会
(2004年4月4日開催)
帰宅編



翌朝、目が覚めたのは何時くらいだろう?ベッドを見るとしーたけさんがいない。風呂でも行ったのかな?
私も久しぶりに朝風呂にでも入るか!

タオルを持って部屋を出て、エレベーターホールで見たものは・・・まばゆいばかりの朝日。

「あ〜〜、ムカツク!!」

風呂に入るとしーたけさんが湯船に浸かっていた。

私:「おはよう!」
し:「この天気、ムカつきますよね〜!」
し:「エレベータホールで朝日が眩しくて、めちゃくちゃムカつきましたよ。」

しーたけさんが身体を洗いに行ったとき、入れ替わりでいがらし。さんも入ってきた。

私:「おはようございます」
い:「この天気・・ムカつくねぇ!!」
い:「エレベータホールで朝日が眩しくて、めちゃくちゃムカつきましたよ」

全く同じセリフで入った来たのには笑えた(笑)

風呂から上がった頃、ようやく岩っちとミヤさんが目を覚ました。
今日は何時頃出発する??

しーたけさんが、どうしても朝ごはんが焼き魚が食べたいと言うが、ガストに焼き魚は無い。
でもって牛丼屋は電子レンジの蒸し魚だからイヤ!なんだと。
本当に焼いた焼き魚定食(それも朝から)が食べたいなんて、いったいどこに行けば食えるんだ?

10時前にホテルを出たが、そこでもまたムカついた。
あまりにも天気が良い。いや良すぎる。あ〜〜、マジでムカつくなぁ(涙)
しかしどんなにムカついても誰のせいでもなく、ただただ運が悪かっただけなのだ。
誰一人としてこの悔しさをぶつける矛先を持たず、悶々(?)としながら宇都宮を目指すことにした。

宇都宮といえば餃子の街である。
昨年、日光の下見に来たときも、餃子を買って帰った。
昨年も走行会に参加してるいがらし。さんは、有名な’みんみん’の餃子を買って帰ったそうだ。
しーたけさんに言わせれば
「みんみんはそんなにうまく無かったですよ。「佐野で食った餃子のほうがうまかった」
とのことだった。
今回、いがらし。さんは正詞(まさし)の餃子を買ってくるように指令を受けてきたらしい(笑)

ホテルを出て20分くらい走ったところで夢庵を見つけた。ここなら和食の朝食があるはず!!
そのまま夢庵に入り、全員で朝食をとることにした。

朝からカレーうどん&おにぎりのミヤさん。
朝からカレー???

しかし私も同じメニューを食った(笑)

ミヤさん、このカレーうどんはちょっとぬるかったねぇ。
これぞ朝食、日本の食事!

飲みすぎた朝にはこの位が一番良いです(^^)
念願の焼き魚定食
しかし普通の人が朝から食べるにはちょっと多いかな?(笑)

彼はそれなりに満足していたようです(^^)
おぉ〜〜〜っ!
「いいでしょ〜〜(^^)、でもあげませんよ(笑)」

朝から鍋焼きうどんでも全く問題なしの岩っち。
でもこのメニューが一番うまそうだった(笑)

十分に栄養補給した後、道に迷いながらも宇都宮を目指した。
しかし、途中で事件発生!!(詳細は後ほど説明しよう)
たいした事件ではなかったのだが、該当者はかなりショックを受けていたようだ(涙)

宇都宮駅に到着したが、我々は正詞(まさし)の場所を全く知らないのだ。
おまけに下調べもしていない。
住所も知らなければ電話番号もしらないのである(笑)
(正詞とういう漢字も、後でネットで調べて判ったくらい・・・笑)

「いやぁ〜、さすがに何も情報が無いと探すのは大変ですねぇ〜〜。う〜んどうしましょう?」
という問いかけに、いがらし。さんは即決!

い:「わかんないのでやめましょう(笑)」
私:「いいんですか?」
い:「いいんです(笑)」

結局みんなで駅ビルに入り、駅で売ってる餃子をお土産にすることに決定。
幸いにも?’みんみん’が店を出しており、そこでお土産用の餃子+発泡スチロールの容器を買うことにした。
岩っちは容器の容量目いっぱいの20人前(^^)

「岩っち、そんなに食うのか?」
「あっ・・いや・・・近所のお土産で・・・」
真実は彼のみぞ知る(笑)

みんなお土産を買い、いがらし。さんとはここで別れた。
彼は宇都宮から秩父方面に向かい、山梨から静岡に抜けてツーリングすることにしてたのだ。
当初は下道で・・・とのことだったが、あまりにも距離があるということで一番近い高速道路から乗ることにしたらしい。
しかしそれでも距離がありすぎるということで、真っ直ぐに東北道→首都高速→東名で帰宅したそうだ。
静岡に入って高速を降り、後は下道で自宅へ。
平日で道は混んでおり、すり抜けしながら帰ったのだが、そのせいでほぼ新品のタイヤがパンクしてしまったらしい。
日光で走れていたら諦めもつくんですけどね〜〜。
ほとんど減ってから辛そう・・(涙)

いがらし。さんと別れ、我々は下道で一路東京を目指した。
4号線バイパスはとても走りやすい道である。
「ここって一般道だっけ?」って思ってしまうほど走りやすい?のである(笑)
月曜日の昼間という事で、それ程車は多くなかった。
しかし平均速度はかなり高い。
その為、我々も無理せず車について走ることにした。

途中、しーたけさんがいきなり加速して見えなくなった。当然のようにミヤさんも消えた(笑)
私と岩っちは無理せずのんびり〜〜〜である(^^)
しばらく走しったところで遅い車をパスしたら彼らがいた。
そこから先は、遅い車をパスしながら流れに乗って走っていた。

どのくらい走った頃だろう、ミラーを見るとだれも付いてこない。
私の周囲には車が数台いたため、私は車と同じペースで走り彼らを待つことにした。
しかしいくら待っても誰も来ないのでチラチラとミラーを見ながら走ってると・・、100m位後方を走っていた車の陰から
赤い光を放つバイクが出現!

ん?何?何?
あ・あれ?やべぇ〜〜〜(大汗)

慌ててスピードを看板の速度に戻し(笑)、恐ろしくスピードの落ちたペースで走り始めた。
しかしその間にも赤色灯させながら、恐ろしいスピードで白バイが近づいてくる。

「あっ・・・・まずい」
「いや、でも大丈夫のはずだ!」
「俺は大丈夫、俺は大丈夫、きっと大丈夫・・・であってくれぇ〜〜、神様お願い(;;)」

赤色灯を回しながら白バイがどんどん近づいてくるが、併走していたトラックは白バイに気がついていないらしい。
そのまま私を抜いて先頭に出て行ってしまった。

捕まりませんように!と祈りながらミラーを見ていたら、白バイはあっという間に私を抜いてトラックの前に出た。
白バイは赤色灯を回したままトラックの前で減速し、トラック運転手の視界に入っていった。
「かわいそうに・・・・、奴は終ったな」

しかし我々の期待?に反し、白バイはトラックが減速したことを確認したらそのまま立体交差の脇道に去っていった。

トラックに向かい、「よかったねぇ〜〜〜きみぃ(^^)」

トラックの運転手と目があったわけでも無いし姿を見たわけでもないが、なぜかとってもフレンドリーな気持ちになってしまった(笑)

白バイがいなくなったとたんにミヤさんたちが追いついてきた(笑)
そっか、そういうことだったのか・・・(笑)

バイクで併走しながら、お互いにニヤニヤして意思の疎通(??笑)を図り、改めてすべての事実を認識した私であった。

白バイが去ったことを確認したのか、立体交差を越えたとたんに全車両がペースアップ(笑)
私もペースアップを・・と思っていたその瞬間、ミラーに写るバイクが見えた。
かなり後方なのでバイクの色や種類はわからないが、何か怪しい。
用心に越したことは無いと思い、後ろに渋滞を作りながらもスローペースで走って様子を見た。
しばらく走ったところでそのバイクは脇道に左折。思ったとおり、さっきの白バイだった。
「賢いというか・・・やり方が汚いぞ!オイ(怒!!)」

しばらく走ったところでマックを見つけた。さっきのこともあるし、ここらで休憩しよう。
ミヤさんによれば、白バイは道路わきから出てきたらしい。でもってしばらく私の横を併走していたそうだ。
ミヤさん達は私が絶対に気がついてると思ったそうだが、実は全く・全然・ちっとも気が付いていなかった(笑)
私が白バイを無視し、そのまま車を抜いて先に行ってしまったので、

「Masayaさん、終ったな」
「これで辛かった走行会の笑いが取れる(笑)」

って思ったらしい(笑)
しかし本当に捕まらなくて良かった。
岩っちとの連番事件から9ヶ月。
あと3ヶ月できれいな免許になるというのに、こんなところで汚すわけには行かないのだ。
あそこで捕まってたら・・・きっとSちん(こう書くとバレバレだな・・笑)と赤紙友達になっていたことだろう(笑)
あ〜〜〜よかった(^^)(この文章を書いてるときも、しみじみそう思ったよ)

マックでのんびりしすぎたようで、時間ももうすぐ15時になろうとしている。
疲れてるし早く帰ろう。

駐車場でバイクを出している時の事だった。

「ゴトッ・・」
「あぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」

ミヤさんがヘルメットを落としてしまった。きれいにヘルメットに傷が・・(涙)
なんてこった、、ミヤさんまで・・・・・・。

ここで先ほどあった事件の説明をしておこう。
ホテルを出て食事も終わり、さて宇都宮駅はどこだ?と路肩で停止したときのことだった。いがらしさんに餃子屋さんの名前を聞きに行こうとバイクを止め、マシンを離れた瞬間「ガシャッ・・」ん?あれ?何だ?何が起こった?よく見ると私のバイクが左に倒れてた(涙)
あぁ〜〜〜っ、今度はどこまで壊れた?
いや、エンジンガードのプリンが守ってくれているはず!
でもとにかく起こさないと・・(;;)

しかし積んでいた荷物は重く、おまけにガソリンはフルタンク。どうやってもバイクが持ち上がらない。
しーたけさんに助けてもらって、何とかマシンを起こすことができた。
マシンを確認したが、プリンは全く働いていない「何やってんだよぉ!!しっかり働いてくれ(涙)」しかしマシンの傷はほとんど無い。路肩だったせいで、エンジンが路肩に当たり、それで支えて止まっていたようだ。
エンジンのフィンにちょっと傷は入ったが、他に外傷は・・・あった。私のオーリンスがぁ〜〜傷ついた(涙)
スプリングに傷が入り、タンクにも擦り傷が。幸いへこみは無かったものの、さすがにこの傷はショックだった。
とりあえずスプリングを手で回し、傷を内側に。
「ほ〜らもう直った!!(笑)」(かなり無理してました・・・涙)

その後しばらく走行したが、エンジンからのオイル漏れも無く、サスからのオイル漏れもなかったので大丈夫だろう。

「走行会は雨だし、私はバイクに傷が付くし、ミヤさんはヘルメットに傷でしょ。なんかよくないことが続くね〜〜(涙)」

その時、私の後ろで「バシッ」と言う音が聞こえた。

「岩っち、どうしたんだ?何やってんの?」
「悪いことが続いてますからね。ボクも傷が付くといやだから先に傷つけとこ・・」
「・・・・・・・・」
「岩っち、俺達にけんか売ってるだろ(笑)」

「岩っちは去年いっぱい傷つけたから、今年はその貯金があるんだよ!」<なんか変な言い訳してた我々(笑)

大丈夫かなぁ〜〜??
マックの駐車場でエンジンを確認する私
ヘルメットが落ちて落ち込んだけど
とりあえずバイクを動かさなきゃ
あ〜〜っ、傷が入っちゃった(涙)
このシールド買ったばっかなんだよなぁ。
「なんか続いてますね」
「続くとやだから、先に傷つけとこぉ〜〜っと!」

・・と、グローブを叩きつける岩っち

完全にケンカ売ってるな!(笑)
今度ぶっちぎってあげるから覚悟しておくように(笑)

ずっと下道で帰るしーたけさんとは土曜日の待ち合わせだった草加ICで別れ、我々3人は三郷から首都高速に乗って帰った。
大井PAの少し前だっただろうか、車の数は多いもののかなりのスピードで流れていたので、私と岩っちは追い越し車線をずっと走っていた。
途中で真ん中の車線にパトカーを発見。
しかし前後に車がいたため、そのままかなりのスピードで追い越してしまった。
大井PAに入ってすぐに、そのパトカーも入ってきた。
「げっ・・・もしかして?(大汗)」
人の心配をよそに、パトカーは我々の前を通過していった。
なんか最近、妙にナーバスになってるなぁ〜〜(汗・汗)

その後、駐車場でくつろぐ我々の前を赤いスポーツタイプの車が走り去っていった。
それを追うように、別のパトカーがPAに入ったと思ったらそのまま出て行った。
きっと獲物を見つけたんだろう。
さすがに疲れたらしく、羽田から下道で帰ると言っていた岩っちも最後まで首都高速で帰ることに変更。
大井PAで最後の休憩を取った後、そのまま高速で自宅に向かっていった。
高速を降り、のんびりと自宅を目指す。
そういえば2日前にここを通って日光に行ったんだよなぁ。
なんかずいぶん昔のことだったみたいだ。

追加:
走り去った赤い車だが、やはり捕まっていたらしい。
ご愁傷様です(笑)


日光サーキット走行会 参加者一覧(受付された方のみ、敬称略)
 
Aクラス のろちゃん
ぴで
KUNI
しゃちょー
1000
ミヤ
Masaya
MOTOYASU
だいすけ
れいじ〜えんじぇる
なかねっち
渡辺旦那
高橋
ささTAKA
みっつ
しーたけ
CB1000SF
CBR600RR
SRX250
SRX600
TRX850
XJR1200
XJR1200
XJR1300
XJR1300
YZF-R1
YZF-R1
YZF-R1
ZEPHYR750
ZRX1200
バンディット1200
XJR1300
Bクラス 影神
山肉
ZZRの赤い鬼
おつぎ
九州男児
tempest50
江口
そらち
キラー
練馬
タッチ
SAZABI
もとやん
大貫
CB1000SF
GPZ900R
GSF1200
XJR1200
XJR1200R改
XJR1300
XJR1300
XJR1300
YZF-R6
YZF-R6
ZRX1200R
ZRX1200R
ZRX1200R
ZX9R
Cクラス かとう
岩っち
katsuya
ぽん
ハタボー
まぁ
伊藤
アオ
terao
ダッチ
豊田
矢澤
andom
fuka
やっさん
あつぎ
XJR1200
XJR1300
TL1000S
XJR1200
XJR1300
XJR1300
ZZR1100
XJR1300
XJR1200R
ZXR1200R
YZF-R1
CBR1100XX
NSR250R
XJR1200R
ZRX1100
KTM 640CL4
Dクラス 石屋
ken-suso
ほり
マチュミ
うちむら
マコマコ
SHO
kastu
ブラッコム
rui
ツダケン
SEKINE
WAKA
酒屋
くり
yukio
GSX1300R
NSR250R
RF900
RZV500R
VTR1000F
XJR1200
XJR1300
XJR1300
XJR1300
YZF-R1
YZF-R1
ZRX1100
ZRX1200R
ZRX1200R
ZRX1200S
ZZR1100
体験 あんじゅ
暴走族
Ai
ぷーどる4号
ヨス
中根
喜多川
青いリンゴ
CB1000 T-2
CB400SF
CBR600RR
GPZ900
RZ250
VTR1000F
XJR1200
ZZ-R400

スタッフ及びヘルパー(50音順敬称略、*:主催者)
  アオ
  岩っち
  影神
  九州男児
  ささTAKA
  しーたけ(*)
  しけいん
  ダッチ
  だいすけ
  のろちゃん
  ぴで
  Masaya(*)
  ふか
  みや
  もとやん
  れいじ〜えんじぇる

協力クラブ:
  BIG-1オーナーズクラブ
  XJRオーナーズクラブ
  YZF−ML
  ZRXオーナーズクラブ
  10VALVESオーナーズクラブ

協賛会社:6社(50音順敬称略)
  有限会社 アールズギア
  有限会社 サインハウス
  株式会社 サンヨーテクニカ
  有限会社 ジートライブ
  デビルテクニカ
  株式会社 ブリジストン
  株式会社 POSH
  株式会社 ワイズギア



編集後記:
まず始めに、今回の走行会開催に協力してくれたオーナーズクラブ、スタッフ、及び協賛各社にお礼を申し上げます。

昨年の走行会前のスタッフミーティングの際、’バイク乗りは同じ楽しみ方や悩みを持っている’と言う事に気がついた。
BIG−1 鬼鞍氏の「同じネイキッド同士、なにか共通の情報交換する場所が欲しいね」という一言から、じゃ、作りますか!と、ビッグネイキッド・オーナーズ・サイトを設立することにした(とりあえず枠だけなので、管理は私)。このサイトのおかげで日光走行会後も仲間が増え、交友関係も広がっていった。その仲間の協力があったからこそ、今回の走行会は開催することが出来たのだと思っている。
あいにくの天気で、走行会当日は本当に辛かった。身体は寒いし、手足は冷たいを通り越して痛かった。しかし数日が経って改めて思い出してみると、「もしかして面白かったんじゃないか?」と思えるようになってきた。
走っているときに楽しいと思ったことは無かった。とにかく早く時間が過ぎることだけを祈っていたように思う。しかし、雨のサーキットを走る経験なんてそう体験できるもんじゃない。普通は雨だと走行会に行かないから・・(笑)
個人的にはとても良い経験ができたと思っているし、辛いだけの走行会じゃ無かったと思ってる。少しでも多くの方が同じ気持ちであって、多少なりとも満足してくれたと、私は心からそう思いたい。
走行会が終った翌日から、また来年の開催に向けて話は進んでいる。来年は問題山積ではあるが、なんとか開催できるよう努力するつもりだ。
さて、今年はどこに走りに行こう!タイヤは温存されているから、どこでもいけるぞ!!(苦笑)
まずは筑波でも行って、もとやんのタイムを抜く努力をしよう(^^)


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